
通うこと
通うこ とも自立訓練の一部です
「通う」ことも、生活の大切な練習です
朝起きる。
着替える。
時間を確認する。
家を出る。
バスや地下鉄に乗る。
人と会う。
makemakeに来るまでには、たくさんの小さな行動があります。
私たちは、事業所の中で行うことだけが自立訓練ではないと考えています。
自分で一日を始めて、家を出て、人や社会とつながっていくこと。
「通う」という経験そのものにも、これからの生活につながる大切な力がたくさん詰まっています。
「行きたいけれど、今日は難しい」
そんな日もあります。
朝起きられなかったり、不安が強かったり、準備する気持ちになれなかったり。
「面倒くさい」「今日は行きたくない」という言葉の中にも、本当はいろいろな理由が隠れていることがあります。
makemakeでは、「行けなかったからダメ」とは考えません。
でも、
「仕方ないね」だけで終わらせることもしません。
今日はどこで止まってしまったんだろう。
どうすればできそうだっただろう。
次はどうしたら少しやりやすくなるだろう。
一緒に振り返りながら、その人なりの方法を探していきます。
一人で頑張る。でも、全部一人でやるわけではありません
makemakeでは、自分でできることは、できるだけ自分でやってみることを大切にしています。だからといって、
「自分のことだから、一人で頑張って」ということではありません。
難しいところは、一緒に考えます。
分からないところは、整理します。
不安なところは、まず一緒にやってみます。
そして少し慣れてきたら、自分でできる部分を少しずつ増やしていきます。
自分でやってみることと、必要なときに人の力を借りること。
その両方ができることも、自立の大切な一つだと考えています。
「通い方」も一人ひとり違っていい
最初から一人で通える必要はありません。
例えば、
前日に予定を確認する。
朝の準備を一緒に整理する。
通所する道を一緒に確認する。
駅やバス停まで一緒に行ってみる。
途中で待ち合わせをする。
必要な場合には、車での通所を支援する。
その人の今の状態に合わせて、「できそうなところ」から始めます。
車での支援が必要な場合にも、ずっと同じ形を続けることだけを目的にはしません。
たとえば、
自宅の近くまで迎えに行く
↓
少し離れた場所で待ち合わせる
↓
駅やバス停まで自分で来てみる
↓
公共交通機関を使ってみる
↓
自分の方法で通ってみる
というように、無理のないペースで少しずつ形を変えていくこともできます。
もちろん、全員が同じ順番で進むわけではありません。
その時の体調や生活、目標に合わせて、一緒に考えます。
makemakeに通えるようになることが、最後のゴールではありません。
この先、B型事業所へ行くかもしれません。働くかもしれません。地域の活動に参加するかもしれません。
環境が変わっても、
自分で起きる。
予定を確認する。
出かける。
困ったときには相談する。
うまくいかなかったときには、やり方を変えてみる。
そんな力は、これからの生活の中でも使っていくことができます。
「今日はここまでできた」から始めよう
毎日うまくできなくても大丈夫です。
今日は起きられた。
準備まではできた。
家の外まで出られた。
バス停まで行けた。
自分から連絡できた。
そんな一つひとつも、次につながる大切な経験です。
できなかったことだけを見るのではなく、できたところを確認しながら、次にできそうなことを一緒に考える。
必要な支援を使いながら、自分でできることを少しずつ増やしていく。
makemakeは、「通う」という日常の中からも、自分の生活を自分で動かしていく力を一緒に育てていきます。


