週明けのまけまけは気だるい。ストレッチも筋トレも身が入らない。午前のプログラムである英語では講師役を務めるが覇気がない。昼ごはんを食べてエンジンがかかる。午後からはエクセルの訓練に明け暮れる。この授業は3回目であるが、自分でもわかるほどエクセルの概念が身についてきた。つまずく場所がわかるので、それをスタッフに伝えて解決していく。午前の英語も、こうやってわからないところを指摘してもらえると助かるが、どうやら何処がわからないかがわかっていない様子だ。これは教える側だけの問題ではない。次の授業の際に解決しなければ、英語の能力は向上することがないだろう。もちろん一度は学校で学んできた英語だ。うろ覚えなのだ。これがまっさらな状態だったら、また教え方が違ってくるだろう。中途半端な知識はかえって邪魔になる。これはパソコンにもいえることだ。ワードばかりで文書作成をした弊害が出ている。制約がある中で工夫して文書作成した経験が邪魔をしている。最初からエクセルで文書の編集を覚えていたら、もっと柔軟な編集作業が可能だっただろう。いまさら、こんなことを嘆いても仕様がないが、まぁスタッフは気長に付き合ってくれると言うのでその言葉に甘えようと思う。「エクセルやるよ」の声賭けは、最初はそんなことできないと拒否反応が出た。目の前でマウスを巧みに操作しているだけなので、まるで魔法みたいだった。もちろん、すべての機能をマスターする必要はない。ポイントさえつかんでしまえば簡単そうだ。結局、習うより慣れろだ。今、英語の学習を振り返るためにテスト問題を作成している。この問題をエクセルで作るのが自分に課せられた課題だ。自宅に帰っても、まけまけのブログをパソコンで作るだけでエクセルまでやってみようという気が起きない。まけまけでは1時間半みっちりパソコンと格闘している。気づいたら帰りの時間だ。それだけ集中しているのだ。わかれば面白みも出てくる。だまされたと思って、もう少し辛抱してみよう。
イガチョフ