合同会社meccoについて
企業理念
精神障がいをもっている方が、他の障がいと比べて社会参加が遅れている理由に、症状の不安定さや病気の外からの見えずらさが考えられます。病状が安定する頃には社会との接点が長期間離れてしまっている現状があります。
そのため社会的なスキルを経験することができずに、病気は安定しているにもかかわらず、社会適応が難しくなるという悪循環を生んでいると考えられます。また、精神障害は外から見えずらいために、学生生活を送る際に適切な支援を受けることが難しく、学校生活における経験も不足している場合があります。
これまでの障がい者支援でも、医療や福祉サービスによる「治療」や「ソーシャルスキルの向上」が図られてきました。
そこにもう一つ、「まなび」という視点で自らを知る、理解する時間が必要だと考えました。
学校に満足に通うことができなかった方、長期入院やひきこもりで社会との接点を持てなかった方、漠然とした社会への不安を抱える方へ、医療や福祉、さらに「まなび」を主軸とした支援をしていきたいと考えています。
内閣府(2017)の発表によると、外来の精神障がい者総数389万1千人のうち、25歳未満38万5千人(9.8%)、25歳以上65歳未満206万人(52.9%)、65歳以上144万7千人(37.2%)となっています。では、そのうち何パーセントの方が就労しているのでしょうか?働き盛りの25歳以上65歳未満の精神障がい者のうち約4.3%の8.8万人が就労しており、残りの95.7%の方が未就労ということになります。
社会参加=就労ということではありませんが、多くのみなさんが希望することのひとつに、「仕事に就く」ということが挙げられると思います。
meccoは可能だと考えています。自分のことや他人のことが理解できればいろんなことに挑戦出来るようになると考えています。
mecco=”めっちゃこれから”という意味を込めて名付けています。
もちつもたれつしながら、自分が主役になった人生をおくっていく。そのきっかけになればよいと考えています。
代表社員 佐藤 良憲
代表社員 宮崎 紘子